今、帰り道です。
ラジオを聴きながら、がたんごとん電車に揺られて…ぷちぷちと携帯をうつわたし。
前に日記を書いたときより、だんぜん元気になりました。
モチベーションもテンションも、きっちり上がってすっきり気分。
家を出てひとり暮らししようとしたけど、結局、家族が暮らすみんなのおうちに落ち着いてます。
変わったのは、自分の気持ち。
ちいさな洗濯物は自分で洗うとか、時間を見つけて洗濯物を干すとか…。
大したことじゃないのが恥ずかしいけど…。
変わったのは自分。
変わろうとしなかったのは、かたくなで頑固なわたしの気持ち。
周りはいつも同じで、自分の中の歪みが周りを歪ませてた。
そんなことに気付かず、変わらない周りを責めてた。
平行線をたどる周りとの状況に、どうしていいかわからなくていらいらしてた。
動き始めれば何かが変わり、今までと同じ日常がきらきら光る。
そんなこと、頭ではわかってたのに実行してなかった。
今はただ勉強がしたくて、むしょうに机に向かってシャープペンをかちかちしたい。
くっきりの青空に、勉強するぞって大声で誓いたい気分。
いろんな本を読みたい。
電車の中は、すてきな本があればとびっきり幸せな空間になる。
「さくら」を読んでて、しみじみ幸福だった。
とろけそうに泣きたかった。
うらやましさと切なさの入り交じった、なんとも不思議な味がした。
本を読むことのおだやかさを、しばらくぶりにかみ締めてた。
そして、好きな人を好きな自分にあらためて気付いたりした。
好きな人は、一緒にいたい人。
会えないときは、たまらなく…とまでは言わないまでも(笑)ただただ会いたくなってしまう。
会ってるときは、うまく振る舞えない。
ほんわり笑えない。
ゆるりとしたやさしさを、瞳に込めることができない。
「にらまれた」って言われちゃう。
「にらんでないよ。見つめてた」とか、すんなり言っちゃいそうな自分がこそばゆい。
恋と呼べない恋だけど、好きな人を好きな自分に酔ってる、これは。
だめだめ、酔っちゃうなんて恥ずかしい。
会った後、またすぐ会いたくなる。
でも、その人はかっこよくない。
なんで会いたくなるか、よくわからないのです、自分でも。
ただわかってるのは、その人と話したり側にいるだけで、気持ちが満ちてしまうということ。
なんとも言えないやさしい気持ちが膨らむということ。
そして、気付くと会いたくなるということ。
だからって、付き合いたいとあまり思わないのが怪奇現象。
ほら、今この瞬間も、また会いたくなってる。
なのに、ちゃんと好きかわからない。
認めたくないのかもしれない。
ただ、今は、その人の前でやさしく振る舞いたい。
そう思う。